三陽院通信

2025年5月 様々 お知らせ の回

お久しぶりでございます。

いやはや半年以上、沈黙を守っておりました。
すいません。ひとえに私の「グータラ病」の所以であります。
今、神様から少しの休養時間をいただいて、ゆっくりといろいろと考える時間を得ることができたので、今後の再出発のために先ずはレターから書かせていただくことにしました。この間の私のニュースを2つほどお報せいたします。

1.【Relocation】三陽院の場所の移転

かねてより開業しておりました建物から1筋北の通り(正面通り)のマンションに移転いたしました。
京阪七条駅6番出口から徒歩4分のマンションです。
〒605-0991京都市東山区鞘町通正面下ル上堀詰町290-2-1 ヴィラマーキュリー203号室 です。

「やおかん」さんという八百屋さんの2階になります。

お部屋は以前よりもちょびっと狭くなりましたが、こじんまりとしていて、私にぴったりのサイズ感で、とても動きやすい環境になっています。わかりにくい方はお電話くださいね。

2.【Restart】再度、大学教授として出発いたしました

3年前に大学の教育、研究からは足を洗って引退して、市井の一鍼灸師として東洋医学を用いた予防医学の実践者として生きていく覚悟でした。しかしご縁をいただき、再びアカデミックの世界に片足を突っ込んでしまいました。4月から明治国際医療大学の看護学部の教授として、大学院の教育、研究指導を行うこととなりました。

明治国際医療大学とは(旧)明治鍼灸大学のことです。日本で最初にできた鍼灸の4年制大学です。多くの優れた鍼灸師や多くの大学・専門学校の鍼灸の教員を輩出しています。
私は名古屋医専で鍼灸の勉強をしたのですが、そこの教員の先生方も多くが明治鍼灸大学の出身でした。京都に帰って、鍼灸師としての修業をどのようにするとよいのかと悩んだ時に、明治国際医療大学とその基となる明治東洋医学専門学校を紹介していただいたのです。

私はとても恵まれていると思います。この素敵なご縁のおかげで、新しい人生の目標を得ることができました。

しばらくは週に3日を大学教授として過ごし、週に2日(主に金曜日と土曜日)を鍼灸師として過ごしていく予定です。教育・研究も鍼灸師ものんびりとマイペースでやっていきたいと思います。

大学では、災害医療の講義を担当します。大学院では、学部横断的に災害/減災、疫学、研究指導等を担当します。自分の研究課題は、「西洋医学・東洋医学の知見から災害関連死を減らすための二次避難所構想を基にした災害対応システムの開発」です。これからも頑張ります!!