54.IR Integrated Resortについて
先日、IRについてご教示を得る機会がありました。そしてIRに反対する人は「ギャンブル依存症の人が増える」ことを懸念されていることを知りました。私は、パチンコ依存で人生を棒に振っているというお話は聞くのですが、なぜ世の中にパチンコ反対の運動が起こらないのに、カジノは反対するのかが素朴な疑問です。パチンコでは日本人のお金が、海外に送金されているというのに。。。カジノは主に海外からの金持ち相手にお金を日本に置いて帰ってもらうのだから、お金の流れが異なるのではないかしら。パチンコはどちらかというとあまりお金に余裕のない人たちが、なけなしのお金をつぎ込んで、結果マイナスに陥る、というイメージです。カジノはお金に余裕のある人が、お金を使って遊びたくってするイメージです。なので、カジノならスットントンに負けても、ゼロ地点に戻るだけで、借金したりしてマイナスになることはないというイメージです。あくまでイメージです。ギャンブル依存症については別の項で詳しく述べたいと思います。
私は日本が今、安く買いたたかれている状況をとても悲しいと思っています。日本人には「お金を儲ける」というのは卑しいと感じる文化があって、清貧なんて言葉もあります。でも世界を相手に考えるとき、「清貧」なんていっていたら、日本はどんどん外国のカモにされて、日本の国土も文化も食い荒らされてしまいます。私も質実剛健という言葉が大好きですし、もしも私に使い切れないほどのお金持があって、カジノに行っても、カジノで遊ぶことはないでしょう。有り余るほどのお金があったら、被災地に寄付すると思います。でも世の中には、カジノで遊びたい人がいて、海外からたくさんお金を持ってきてくれるなら、ぜひそのお金を置いて帰ってくださいと思います。日本でお金を使ってくれるのは大いに結構なことです。大切なことは、そのお金が日本に入ることです。カジノが某国に買収されて、カジノの収益は全部某国に送金なんてことにはならないようにしてほしいと、政治家の偉い先生方にお願いいたします。
IRというと、カジノばかりが問題にされていますが、カジノだけの施設ではないはずです。銀座や祇園、高級バーやお座敷は「大人の社交場」として、とても大切な文化です。さらにIRという「大人の遊び場」という文化を創造してみる。そのチャレンジを応援したいと思っています。