心と身体の養生ブログ~40.電車の中で

40.電車の中で

 岐阜から京都に戻ってきて、電車に乗る生活が復活しました。岐阜に単身赴任した時、向こうの人たちがコンビニに行くのにも車、下駄をはくように車に乗る、と車社会にびっくりしました。京都では、バスと電車を乗り継いて出かけるのが基本形です。私は車が好きなのですが、愛車は主に自宅の駐車場を護っています。休みの日に買い物に行くくらいしか出番がない。京都では、車で出かけると駐車場を探すのに一苦労します。そんなかんなで電車の中では、人間観察をして楽しんでいます。人間観察の模様を一つ述べましょう。

 電車の中は「マナー」が大切。大声で話さない、電話しない、イヤホンから音漏れさせない、飲み食いしない、化粧をしない、子供を静かにさせる、お年寄りや身体の不自由な人に席を譲る、ドアの前で占拠しない、床に座らない、リュックサックは前で持つ、並んで待つ、詰めて座るなどなど、他にもありましたか?昔、目の前のおじさんが吊皮に長傘をかけて、前に座っていた私は大学生くらいでしたが、そのおじさんと言い争いをしたことがありましたなあ。。。。

 さて上記以外に私が気になるのは、男性が大股を開いて座ることです。男性性のアピール?ドカッと偉そうに座る男性のみっともないこと。足を開くだけでは足りないのか、足を前にドーンと伸ばしている輩もおられる。つまずいて転ぶやん!解剖学的には、足を開いて座っていると、骨盤が後傾するようです。骨盤後傾になると、姿勢が悪くなり、腰痛、ストレートネック、肩こり、頸の痛み、さらには膝の痛みが起こります。まあ、そうなったら鍼灸院で治療を受けてくださいね。ただし私の鍼灸院は、行儀の悪い人や品の悪い人はお断りです。