心と身体の養生ブログ~52.平等と公平

52.平等と公平

 またまたYouTubeからのネタなのですが、消費税の減税の論にたまたま遭遇して、「せやせや、消費税なくなったらええわなあ~ 確かにみんなお金を使いやすくなるわな~」などと思いながら見ていたのです。でも論者の意見に少し違和感を持ちました。曰く「消費税は収入の低い人から税金をとるから不公平。高収入の金持ちから税金をとるべき」という論法でした。え?そうなのか??収入の少ない人はたくさん使わないから税金もそんなに納めないと思う。たくさんお金を使う人からはたくさん税金を払ってもらっているので、消費税はむしろ平等で良いのではなのではないかしら?と疑問に思ったのです。そもそも所得税に関していうと、たくさん稼ぎはる人からは、すこ~~ししか稼いでいない私よりも高い税率で税金を払っているのではないかしら。そして本当のお金持ちってのは、たくさん稼ぐ(年収の高い)人というよりは、株とか不動産とかの不労所得の人の方と思うのよね。「金持ちは働かない。働いたら負け」の世界観です。所得税というのは、徴収しやすいところから(=たくさん頑張って働いている人たちから)お金をとっていっているのよね。これは公平なのだろうか?消費税はたくさん使う人から、平等に税金を取っているのでむしろ公平なのではないかしら?という思いは捨てがたいです。

 平等とはスタートラインをそろえること、公平とはゴールラインをそろえることと漠然と理解しています。

 そういう観点からみると、所得税の累進課税は公平性のために、消費税は税負担の平等性のためにあるのかな?

 とはいえ、本音は所得税も消費税も払いたくないです。できたら食料品は非課税にしてほしいなあ、と食いしん坊の本音です。でもここはホリエモンさんを見習って、「ちゃんと税金を納めるから、ちゃんと使ってくれ!」と言って締めます。