心と身体の養生ブログ~67.難聴の話(超長編三陽院通信8月号のおまけ②)

 難聴のお話では、メルマガ本文に貼ってある「モスキート音の検査」を是非試してみてください。アンチエイジングには割とムキになっている私ですが、シャカリキになって試してみたけど、やはり「年相応」でした。悔しいというか、悲しいというか、無常やなあ。

 加齢とともに高音領域から聞き取りにくくなるそうです。

 ヒトは情報の多くを実は耳から得ています。耳が不自由なのと目が不自由なのとで、どちらの方がハンディとして大きいかというと、実は耳が不自由な方だそうです。生まれつきの場合は、お話しすることもできない。発達心理学では、子供の成長の過程で具体的思考から抽象的思考に移るとき(小学校高学年あたり)で耳の不自由な児童は苦労するそうです。いわゆる分数の乗除の概念の理解で一度躓くそうです。

 耳が遠くなると長生きするというのは、長生きしたから耳が遠くなっているだけかもしれません。また耳が遠くなると認知症になるともいわれています。因果関係はよくわかりません。