心と身体の養生ブログ~75.親としての生き方

自分の人生を考えるときに、自分の親が何歳まで生きたか、何の病気で亡くなったかというファクターはとても重要です。人はなぜか自分も親と同じような、そんなに変りない生き方と死に方をするのではないかと思い込んでいるところがあります。

多くの人は親の亡くなった原因を自分に当てはめています。
あるいは亡くなった年齢も大きい。親が早くに亡くなった人は、自分も早世するという思いがあって、結婚に踏み切れないという人もいます。逆に親が長寿だった人は、自分も親の年齢までは生きるという人生設計を立てていたりします。

人生、この先どのような病気になって、何歳まで生きるかなんて、誰にも分らないのですが、私も根拠なく自分の母親と同じ年齢までの人生設計をしています。
ということは、自分の娘も私の生き方を傍でじっと見ているわけです。親として娘のために健康で長生きすることは、娘に幸せな人生設計をしてもらうために必要な気がするのです。