2024年1月 鍼灸でうつ気分をぶっとばせ!
みなさま、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
この通信は三陽院がご縁をいただいた方々にお送りしています。 三陽院が開院して、2024年1月11日にマル1年となりました。ここまで頑張ってこられたのも、皆様のご厚情とご支援のおかげであると心から感謝しております。これからも日々、学習し研鑽を積んで、良き治療者となれるように頑張っていきたいと思っています。
さて今回の話題は「うつ病に鍼灸は効くか?」についてです。
このメルマガは三谷とご縁のある方にお送りしておりますため当然、医療関係の方も多いので「何、アホなこと言ってるねん!(関西弁)」とお𠮟りを受けるかもしれません。先に謝っておきます!すいませ~~~ん
さて、うつと言っても、よくわかっているようで、よくわからない。看護学科の学生の時に精神科の講義とかでは「メランコリー型うつ」「非定型うつ」「季節型うつ」「産後うつ」とか習ったなあ。「昇進うつ」とか「新型うつ病」とか聞いたこともあります。
でもうつ病って精神科の病気やん。鍼灸なんかで、どうやって精神を治すの?って思いますよね。もちろん私は精神科のことはほとんど素人さんです。心理学科の学生の時に臨床心理学とカウンセリング技法をすこ~~しお勉強した程度です。そして「心の病」といわれるものが、いかに治療が難しく、患者さんも苦しいのか理解しているつもりです。
精神面の症状は、憂鬱で気分が重く、楽しくなくて、眠れなくて、イライラして、罪悪感があって、考えがまとまらなかったり、集中力がなくなって、ひどくなると死にたくなったりして、とにかく「心が辛い」のです。
次に身体に現れる症状として、食欲がない、疲れやすい、頭痛や肩こり、胃の不快感、眩暈、倦怠感、性欲減退、動悸、便秘、口渇などなどです。
あれ?あれ、あれ???これって・・・・
そうなんです。ブログの小見出しに使っているイラストに描いてある症状に被っていませんか?
唐突にお答えです。
「うつ病に鍼灸は効くか?」の答えは「うつ病の時に現れる身体症状のあれこれに効果がある」ということになります。
余談をすこ~~し。
私は、物心ついたころより「明るいお子さん」と言われてきて、学校の通知表の通信欄もずっと「明るい性格」と書かれ、「にぎやかな子」とか「陽気」「ポジティブ」などと言われてきましたが、自己評価では結構「落ち込みやすい」「気の弱い」方だと思っています。自我の認識が他者からのものと解離しているところがあります。
自分に自信がなくて、誰も私のことなんて必要としていないと思ってみたり、劣っている自分が嫌いで、ちょっとした人の言葉にひどく落ち込むのです。自分で自分をコントロールできないので、周りの人に「私、今日は鬱やねん・・・」(なので、慰めてちょうだい。優しくしてちょうだい)アピールをするのです。優しい友人たちは、私を慰め、勇気づけ、おだて、元気にしてくれます。娘には「(うつ)というよりも、(心が迷子になっている)状態で、割とたやすく戻ってくる」と評されました。言いえて妙です。そして私は慢性のひどい肩こり持ちです。鍼灸師の友人を見つけたら、鍼をしてもらっています( *´艸`)
つまりはどんな人も気持ちや気分の浮き沈みはあって当然なのです。それが病的な状態になって日常生活に支障を兆すことがないのなら、うつ状態の気分も「そんなこともあるさ」と受け入れられるようになりたいです。
そして身体に現れている症状が、うつのせいであろうがなかろうが、鍼灸治療を受けて(精神面はさておき)身体面をケアしてみるのはどうでしょうか?
wwwでも、まあ今日は私はうつ気分です。誰か優しくしてください。私のことをほめて、おだてて、元気をください!!!