対象とする症状と疾患

21.肩関節痛

化膿性関節炎や骨折、脱臼、腱板断裂などを除外した腱板炎、肩峰下滑液包炎、上腕二頭筋長頭腱炎、五十肩を対象とします。

【対象となる疾患】

  • 腱板炎
  • 肩峰下滑液包炎
  • 上腕二頭筋長頭腱炎
  • 五十肩

【西洋医学からみた取穴(鍼灸師向け)】

腱板炎、肩峰下滑液包炎
⇒スポーツ鍼灸
上腕二頭筋長頭腱炎
⇒スポーツ鍼灸
五十肩:肩ぐう、肩髎、巨骨、肩貞、臂臑

【東洋医学からみた解説(鍼灸師向け)】

風寒湿の外邪が虚に乗じて肩部に侵入する。経絡の気血の流れが悪くなり気滞血瘀が起こる。
①経絡型(疎通経絡、散風止痛
肩ぐう、肩貞、肩髎、曲池、外関
②経筋型(疎調気血、舒筋通路
肩ぐう、肩貞、肩髎、条口、陽陵泉